歌詞

モノクロな世界に鳴り響く鐘の音が

始まりを告げたんだ

遠くで揺らめくオレンジの光

淋しさを溶かすように笑う

後悔も迷いの理由も気づかないまま

地図のない迷宮を彷徨い行くの？

それでも此処でいつまでも

足掻くしか道はないなら

いっそ誰にも負けないくらい

自由に生きてみせるんだ

モノクロな世界に響く鐘の音が

色を変えた時間の中

そっと隠しておいた孤独から

始まりのページが顔を覗かせたんだ

さあ ここから書き足していこう

まだエンディングのない物語を

この道で 何度でも

そしてどこまでも遠くへ

誰も真似できない未来へ

揺らいだ 理想と現実の自分

届かなくても見失っても紡ぎたい

例えばなんでもない今が

過去となり消えてゆくなら

こんなに辛いはずがない

だって全て僕を僕にするものだから

モノクロな未来から聞こえる声は

少し泣いていた気がしたんだ

進み出した道に

求める”何か”がなくても

誰かの”何か”になりたい

さあ ここから書き始めてみよう

僕が主人公の物語を

信じた空がまだ青く見えるなら

希望は繋がってる

ちぎれた白紙のページが

ひとつに重なる 今

孤独の海に浮かぶ臆病な僕も

どこかに辿り着けるかな

どこにでもあるなんでもないような

間違いだらけの愛せるこの世界で

モノクロな世界に響く鐘の音が

色を変えた時間の中

そっと隠しておいた孤独から

始まりのページが

想いで染まっていくんだ

さあ ここから書き足していこう

まだエンディングのない物語を

この道で 何度でも

そしてどこまでも遠くへ

誰も真似できない未来へ

いつまでも

涙と笑顔が紡いだ

物語は終わらない