Lyric

私はあなたという生き物が嫌いになった

あんなにあなたのことしか

考えられなかったのに

今はあなたから遠ざかれるなら

どんな手段でも使う

そして綺麗な世界で

新しい趣味を見つける

簡単だと思う今の私なら

狭かった視野が広くなって

見るものの価値が変わった

大きいと思っていたものが

こんなにも小さいと

馬鹿にすることができる

あなたという存在を

どこまでも信じた私は

きっと滑稽な人間に

映っていただろう

もうそう見られることがないと思うと

心の内は新しい私で満たされる

あなたと過ごした時間が

どんなに無駄だったのか

あなたは知らない

今となっては何も知らないまま

価値なんてない

あなたにとって耳障りの悪い言葉を

私はあなたが逃げたくなるくらいに

言い続けられる

すぐ逃げ出す方に賭けてもいい

矮小な自分がいて

丁寧に立ち上がったとき

心はとても大きくなった

そんな私を誰も迎えなくていい

他人から勧められるのは好きじゃない

私は自分が認めた景色しか見ない

逃げた景色より遂げた景色のほうが

どこまでも透き通って見える

どこにもあなたの入る余地はない

あなたが泣いても笑っても

私の養分にはならない

養分は取り戻さなかった今の私

素敵な百の景色があるなら

これを糧にして

鮮やかな千の景色を生み出す

いつか何か響くものがあるなら

あなたは次に行けるでしょう

でも何も期待しないほうがいい

あなたは自分の世界から

出られないから

私は何も言ってあげない

自分だけが見る景色を

生きる糧にしていくために