「見つけて」その声を疑わずに
差し伸べた手を信じられる?
小さな手をかざして捉えた白い太陽は高く
影を模している
形を滲ませ
失えるものばかり容易に映すことができるのに
無意味な自信を失ってばかりいる
ただ研がれたはずの心が壊れて
讚美を嫌い 底が知れた価値を与えていることを
幻覚に上書きして耐え抜いた
満たす心に諭すだけ
閉ざした視界に焼き付いた記憶が
こんなにも色濃く流れるのに
失い倒れるまで理解できない
忘れ去られ 傷を増やしても
止めることができない
小さな手は変わらず
地べたを向いて影を作るものだと思った
形を残して
いつもの帰り道はこのまま重さを増してくのかな
無意味な気概の誇りを感じとる
ただ研がれたはずの心が壊れて痛みを嫌い
声が掛かれば手を伸ばしていたことを
幻覚に上書きして耐え抜いた
満たす心に諭すだけでいい
例えばこの醜く瑣末な背中を通して見えるのは
一つ一つを克明に拾いあげて
捨て行く姿だ
深意を吐き出すな
高く燃え上がるように記憶が
私を急かして諭し続ける
失い傷つくまで理解できない
忘れ去られ 届かなくても
止まることができない
見つからなくてもいい
- 作詞
花徒めと
- 作曲
花徒めと
花徒めと の“紅蓮”を
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- 1
零
花徒めと
- 2
君が夜露に輝く前に
花徒めと
- ⚫︎
紅蓮
花徒めと
- 4
青き虚像のシビュラ
花徒めと
- 5
黄昏は薄紅に染まって
花徒めと
- 6
雨
花徒めと
- 7
火花
花徒めと
- 8
眠れる羊
花徒めと
- 9
絵空事のアトリエ
花徒めと
- 10
誓約のゲヘナ
花徒めと
- 11
月影不知火に燃ゆ
花徒めと
- 12
十一番目のアクアリウム
花徒めと
水底に鎮めた戒めと激情を描いたピアノロックフルアルバム