桜舞う頃 虚ろな意識を抱き
落ちる花弁 踏みしめる音近く
すべては守れず
追悼苦にせず
傷つけるものを優しく包む
枷が欲しい
空を綾なす飛沫ほど青く
この身に弾けて 蝕まれても
守られるものが存在するのなら
明日は満たされる
冷たく積もる花弁は身を流し
黒煙纏う 閉じた口は爛れて
雪辱を継ぐ 変わるものがあるから
標的抑え 銃口に怯えるように
その手を汚さず
見透かすふりして
誰かが手を下すことを待ち望んでいる
桜舞う煙を穿つ度に
この身が剥がれうつつを案じる
守られるものが濁る塵を纏い
眠るように耐える
もう過ぎ去る日々に
意味を付加できない
止まった秒針を映すように
空を綾なす飛沫ほど青く
この身に弾けて蝕まれても
私の17の青を書き起こし
唄にして捨てても
記憶が遠くなるほど言えない
この身が拒むほど膿み広がる
君が望む死なら讃え見送ろう
人だから良いよ
誰も知り得ない事だから
- 作詞
花徒めと
- 作曲
花徒めと
花徒めと の“黄昏は薄紅に染まって”を
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- 1
零
花徒めと
- 2
君が夜露に輝く前に
花徒めと
- 3
紅蓮
花徒めと
- 4
青き虚像のシビュラ
花徒めと
- ⚫︎
黄昏は薄紅に染まって
花徒めと
- 6
雨
花徒めと
- 7
火花
花徒めと
- 8
眠れる羊
花徒めと
- 9
絵空事のアトリエ
花徒めと
- 10
誓約のゲヘナ
花徒めと
- 11
月影不知火に燃ゆ
花徒めと
- 12
十一番目のアクアリウム
花徒めと
水底に鎮めた戒めと激情を描いたピアノロックフルアルバム