Lyric

久しぶりに戻った街

まるで知らない景色だ

あの坂を下ったら

あるはずの店も

聞こえていた笑い声も

風の音に変わって

新しく過ごす今に

君の顔が浮かんだ

会いたい気持ちと会えない自分が

言い訳を繰り返して

伝えられなかったあの時の想いは

今どこにいるの？

満開の花びらが空に混ざってく

あぁ ここは僕が知っている街だ

変わってしまっても忘れられないよ

同じ匂いの並木

新しく見かけた店も

この街に馴染んでて

僕だけがいなかった

4回目の桜

待ってて欲しいと

言えなかったのは

誰の為だったんだろう？

まだそこでずっと立ち止まる僕に

優しい風が吹いた

満開の花びらが頬をさらってく

見上げた景色は涙色でした

濡れた絨毯 踏み歩く僕は

明日に向かっている

満開の花びらが空に混ざってく

あぁ ここは僕が知っている街だ

変わってしまっても忘れられないよ

同じ匂いの並木

終わってしまった春は美しく

僕の心の色をさらって

ただいまと言えたこの場所にずっと

枯れない花が咲く