

宛てが無いから空を読んでいたんだ
決してあの日の温度は孵ってこないけど
特段意図して遺したものは何処にもないから
今更求めるのも違うな
そう空に吐き捨てた
一丁目の角の先にある
錆びれたバス越しの憂鬱は
三時のおやつには丁度いい
そんな日々だったっけ
変わってしまったんだ
僕もこの町も
でもそれを「せつない」と形容したくはない
やがて季節は藍を呼んできたんだ
望んだ奇跡が導く対価より塞ぎ込んだ心
卒業アルバムに書いた気取るためだけの言葉
今じゃそれすらも冷めた酒に添える程度の話
形だけで書いた志望理由
暫く空白の進路表
愛想を尽かすのは休み時間
そんな日々だったっけ
変わってしまったんだ
僕もこの町も
でもそんな哀愁に迎合したくはない
季節が掠めた窓辺に
一瞬の記憶を見出して
感傷に慣れてしまった耳を
音楽で満たして強がった
君の醜さも知ってるからと
僕はただ景色に問いかけた
そう笑い合える仲が
人となりにも欲しかった
少しでも得ようとしたもの
得られそうで得られなかったもの
その全部を歌で咀嚼して
まだ及第点で生きている
そんな成れの果て
このもたらされた今があることを
僕は愛して「せつなさ」と呼びたい
- 作詞者
Piellius
- 作曲者
Piellius
- プロデューサー
Piellius
- ボーカル
Mai
- プログラミング
Piellius

Piellius の“せつなさ (feat. Mai)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
せつなさ (feat. Mai)
Piellius



