Lyric

よみがえるあの日の記憶

自問自答の先はいつも螺旋状の

敗北感と絶望

乱れて砕かれた ブラフじゃない澄んだ愛は

形を残して行き場もないまま

取り留めもなく願っていた

微かな期待 叶うはずがない

分かってる全部 既に

淋しさの ショーケースで

ゆらゆらと踊らされてんだ

もうどうでもいい 存分に喰らって

罪さえも愛しい 瞼の奥にしまってさ

これでいいんだろう？

満足だろ？ 置き忘れたバーボンと

余韻が漂ったまま

飲み干してやるよ その罪を

「素晴らしきかな人生」疑わざる日々も

一夜にして 崩れ去ることを知る

これが愛しさの向こう側か

仮初の夜に揺れては

呆然と見下ろす ネオンの街

まだ足りてないよ

いっそ 狂った 腐った

煩悩で埋めつくしてくれ

忘れることはない あの日の

鼓動とともに揺れ動く世界

束ねた恨みにリボンを添えて

淋しさと 悔しさの 叫びを

この愛でもって盛って燃して手向けて

永遠に響かせる

もうどうでもいい もう負けでいい

罪さえも愛しい その罪も愛してやろう

だがここまでか もう終わりだな

螺旋の地獄は今なら

幸せだったと言えんのかな

バーボンを飲み干したあとの悲しみも抱いて

あぁ どうかお元気で

君に幸あれ。