

夕立を降らしそうな
入道雲を眺めていた
やけに白く光るそれは
僕らに大きな影を落としていた
車のクーラーを直接浴びて
涼みそうな曲をかけながら
海辺でドライブをしていたんだ
昨日に囚われたままの僕を嘲笑いながら
目が眩みそうな夏の日射しに
陽炎が揺らめいて笑っていたんだ
街の喧騒と蝉時雨に飲み込まれて
涼しくない夏よ、ねぇ
終わってくれないか
君の歌を初めて聴いた
あの日あの時あの場所に
逢いに行こうと思ったんだ
いないとわかっていても
敵わないな
叶わないな
かなわないなぁ
嗚呼、僕らは何処へ行けばいい?
思い出なんて薄れてしまうものだから
嗚呼、僕らは何を歌えばいい?
いつかこの日々が終わることが
知っていたけれど
裸足で砂浜を駆け抜けてみたんだ
潮風に吹かれた波は求めていた夏の涼しさで
こんな日々が続けばいいなって思い願ったって
夏の終わりを告げる花火を
君と見ていたかった
- 作詞者
Calkyon
- 作曲者
Calkyon

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- 1
Nay
Calkyon
- 2
日々に消える
Calkyon
- 3
ラストスターマイン
Calkyon
- 4
Snow Falls Tenderly
Calkyon
- 5
秘密基地
Calkyon
- 6
S.J.L
Calkyon
- 7
梅雨の日
Calkyon
- 8
ウロアイ
Calkyon
- 9
5 AM
Calkyon
- ⚫︎
幻想風景
Calkyon
- 11
才能なんて
Calkyon
- 12
Rasalas (feat. 夜凪海)
Calkyon
Calkyonのベストアルバムです
アーティスト情報
Calkyon
カルキョンです。ピアノ弾いたり曲作ったりします。