Lyric

ぬるい風が僕らの 隙間をすぎれば

君は振り返らない

雲間 小さくなれば

肌寒くて 一人だと気づく

頼りなく揺れてた

二つの影はそれでよかったのに

何故 あなたの夕立に

気づけなかったのだろうか僕は

今でも愛してる 心がもがいてる

風にさらわれた涙の跡

ねえ これを愛という

ならば知ってたのに

あの日に立ち止まったまま

特別 取り柄もなく

モノクロじみた僕の世界に

赤 青 緑 十色を差してくれたのは

君だと気づく

代わり映えのない

小さなオレンジを大事に出来たら

白黒の雲からこんなにも

雨はふらなかっただろう

今でも愛してる 心がもがいてる

風にさらわれた涙の跡

泣きながら愛を乞う事も出来ず僕は

あの日に立ち止まったまま

風が吹けばいつでも 面影が通るよ

今でも愛してる 心がもがいてる

風にさらわれた涙の跡

ねえ これを愛という

ならば知ってたのに

あの日に立ち止まったまま

僕はまだ立ち止まったまま