

ひとりっきりの からっぽな夜
耳元きみの声 欲しくなるよ
午前2時半 眠れない日は
じっと孤独を抱きしめてるんだ
世界中から 全ての音が
消え去って 暗闇がはじまって
ぼくは一人だ ぼくは独りだ
ねえどうして きみは居ないの?
真新しいシーツにくるまれて
見ているよ きみの夢を
Tシャツの裾 きみの残り香
そっと手繰り寄せ さみしい
こんなに切ない気持ちなら
恋なんてしなきゃよかったな
でも心が動いてしまったから
止まれない
Na na na…
通話のボタン 指でなぞって
ためらって押せない ぼくがいるんだ
たった一言 きみの言葉が
欲しいだけ それなのにダメなの
ぼくの気持ちが ぼくの想いが
もしもきみを苦しめているなら
ねえいっそのこと 終わらせちゃって
友達に戻れればいいのにね
そんなのはイヤだなんて
わがままな気持ちが抑えられない
きみがすきだよ だいすきなんだよ
もどかしくて泣いちゃうから
抱きしめてよ キスをしてやさしく
ねえ いつものきみの魔法で
きみがすきだ きみがすきなんだよ
もう戻れない
もしも願いが叶うのならば
きみを独り占めしたい
この星空のどこかで
きみは今日も息をして
ぼくの事なんて忘れて笑っている
それが悲しいよ
きみの心の隙間に
ほんの少しだけ 居させて
Na na na …
- 作詞者
たくまる
- 作曲者
たくまる
- プロデューサー
たくまる
- レコーディングエンジニア
たくまる
- ミキシングエンジニア
たくまる
- アシスタントエンジニア
たくまる
- ボーカル
空詩音レミ

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メランコリックアイロニー
空詩音レミ
あの流行病が猛威をふるっていた頃。
zooom飲み会で偶然出会った当時大学生の男の子。
なんか仲良くしてるうちに恋しちゃって。
勢いで告っちゃたけど、「絶対そうだと思ったー」って笑ってくれて変わらず仲良くしてくれて。
声聴きたいってワガママきいてくれて、毎晩寝落ちて、おはようまで通話してくれて。
フツーに女の子が好きな子なのにさ。
おれがそーゆー事シたいって言っても気持ち悪がらずにさ。
「本当に自分がたくまるの事そういう好きになれるのかちゃんと考えたい」まで言ってくれて。
誰も居ない道2人で歩いてる時、手繋ぎたいっておれのワガママきいてくれて。
その彼が好きだったからアイマス面白いよって言われてアマプラで全話見て。
そうじゃなきゃ、如月千早の「約束」って歌に出会う事もなくて、今でも聴いてるくらいめちゃめちゃ好きな曲になる事もなかったなあ。
その子が海外のタバコ好きだから、10年以上禁煙してたのに吸うようになっちゃって。
まあ恋は実らなかったけどね。それでもずっと友達でいてくれた子。
一回は諦めようとしてさ。忘れようって。
タバコも辞めて写真も消して。
一枚だけ消せない写真あるけど。
新幹線の駅の階段で撮らせてくれた、2人でくっついて笑ってる写真。
そのあと3年くらいちょっとお互い忙しかったりで通話もラインもしなくなって、でもつい一昨日くらい?また連絡取り合うようになってさ。
おれ、彼のこと好きになった時、これが最後の恋にしたいって思ってたんだけど、久しぶりに通話して、あーやっぱまだ好きなんだなーって。
「おれまだ君のこと好きだよ」
「うん、ありがとう。嬉しいよ」
たったこれだけのやり取りだけで、もう結ばれたいとか欲張らなくていいやって。
おれたぶん、この先もずっとその男の子の事好きだと思う。
これが人生最後の恋だ。
もしこの先嫌われる事あっても、死ぬまで好きなんだろーなあ。
BL漫画みたいな恋したいってずっと思ってたけど。
今おれ、BL漫画みたいな恋してる。
一生片想いでもいいの。めっちゃしあわせ。
ものすごく彼のこと好きで作っちゃった曲がこれです。
みんなから「たくまるさん、知ってるからこの曲むずむずしちゃって聴けないよーー」って言われたけどw
こんな曲、2度と作れないと思う。
再生数とかどうでもいい。作らせてくれてありがとね。
だいすきだよ。本当にだいすき。ありがと。