Lyric

あきらめたはずの華美な舞踏会

靴のないシンデレラ

考えるたびに離れてくようで

視線の裏側をなぞってみる

それは声にない響き

何を求めては語るのだろう

泣いて泣いて泣いて 少女に戻って

今夜くらいあなたの胸で泣かせてよ

鼓動から伝わるその面影に

足して引いて想い相殺の日々

抱いた愛の翳り 空へと見送った

なだらかにそっと落ちてゆく

恋の名残 道の導

思い出すたびに傷は増えていく

痛みが育ってく そんな気がした

それは飾りすぎた夢

どんな言葉なら覚めるのだろう

泣いて泣いて泣いて 幾許の恋

誘われるまま飲み込まれたあの夜が

隙間なく押し寄せては繰り返す

理由 理屈 理論 すべてが無駄に

感じるくらい罪なヒロイン演じてた

なぜ捨てたはずの記憶さえ

明日を過去に塗り替えるの

泣いて泣いて泣いて 少女に戻って

今夜くらいあなたの胸で泣かせてよ

鼓動から伝わるその面影に

愛の角度ずっとゆるやかなまま

やがて幕を閉じる演出見送った

なだらかにそっと落ちてゆく

恋の迷い 恋の導