Lyric

世界は冷たくて 怖いもの

そう信じて疑わなかった

傷つくくらいなら

誰も近づけたくなかった

暗闇の中でただ震えて

孤独こそが安らぎだった

でも本当はずっと求めてた

誰かの温もりを

信じられるのは自分だけと

思い込んだ あの日の影

孤独という名の砦を築き

誰も入れぬよう 心を閉ざした

何度も声は届いていたけれど

耳を塞ぎ 背を向けた

「誰もわかってくれない」

そう言い聞かせ 自分を守った

時は流れても

心は取り残されたまま

空を見上げては

何かを待っていた

世界は冷たくて 怖いもの

そう信じて疑わなかった

傷つくくらいなら

誰も近づけたくなかった

暗闇の中でただ震えて

孤独こそが安らぎだった

でも本当はずっと求めてた

誰かの温もりを

窓の外の景色は

いつもモノクロームのまま

鮮やかな色が怖くて

心のシャッターを下ろした

新しい風が吹いていたとしても

背中を向けていた

痛みを避けるために

希望までも閉ざしていた

だけど朝が来るたびに

胸の奥が囁いていた

閉ざされた扉の先には

まだ知らぬ世界があると

世界は残酷で 怖いもの

ずっとそう信じてきた

でも今なら少しだけ

風の匂いを感じられる

小さな一歩が震えていても

その先に何かが待っている

孤独の城を壊す時が

静かに訪れている

ずっと気づいていた

このままじゃ 変われないって

怖さの向こうにあるものを

見てみたいと願ってた

誰かの手に触れるたび

胸の奥が温かくなる

逃げ続けた世界の中に

光があるのなら

世界は残酷で 優しい場所

その両方が混ざり合っている

殻を破って踏み出せば

色と音が広がっていく

知らなかった笑顔と涙

すべて抱きしめて生きていく

信じられるのは 自分だけじゃない

信じてくれる人がいる

昨日の弱さを越えて

今日の私は 少し強い

孤独を越えて出会えた声と

これから一緒に歩いていく

世界は広くて 不確かだけど

その分 未来は無限にある

飛び込んでみよう

ありのままの私で