潮騒のジャケット写真

歌詞

ルリビタキ

ZOU NO TABI

揺れる草木の隙間から

ルリビタキが一羽 飛び立っていく

息をするのも忘れて 見惚れては

手を伸ばしたんだ

遠くなっていく 見えなくなる

伝えたかった思いは そのままで

さよならだなんて言えないな

向かい風に目を細めて

やがて巡る春の先で

さえずりを聴かせてほしい

ソーダフロートのグラスに反射している光も

風そよぐ原につながる木立のトンネルも

変わらず美しいままでいる

濁り 雑踏は流れていって

逆らって歩く一人にはなれないから

あの日のルリビタキの青だけが鮮やかで

惑うばかりだった

淡くなっていく 聞こえなくなる

それでも消えない思いを 隠したままで

さよならだなんて言わないで

振り向けばそこに陽炎

やがて巡る初夏の隅で

あなたと笑って話したいよ

葵の花弁がなびき 雲は高くたなびいた

浅い午後時の流れも 肌撫でる潮風も

変わらず美しいままでいる

何もかもあなたと見て触れた景色だった

今もまだ透き通ってくれはしないな

わたしもいつか飛び立たなくちゃいけないな

青を祈りに変えて

さよならまた会える日まで

追い風に翼を立てて

やがて巡る残暑の先で

空に舞う様を見てほしい

ソーダフロートのグラスに反射している光も

風そよぐ原につながる木立のトンネルも

変わらず美しいままでいる

  • 作詞者

    Umezawa Takumi

  • 作曲者

    Umezawa Takumi

  • レコーディングエンジニア

    Otaki Shun

  • ミキシングエンジニア

    Otaki Shun

  • マスタリングエンジニア

    Otaki Shun

  • ギター

    Umezawa Takumi, Matsuda Hiroki

  • ベースギター

    Schpra

  • ドラム

    Chikada Sousuke

  • ボーカル

    Umezawa Takumi

潮騒のジャケット写真

ZOU NO TABI の“ルリビタキ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

バンドZOU NO TABIによる1stEP。

アーティスト情報

"