潮騒のジャケット写真

歌詞

sincerely

ZOU NO TABI

白い波飛沫は光を纏い

足を浸している水は少し冷たかった

わたしたちだけの浅瀬を歩いた

声をかき消すように 潮騒が響いていた

境目はひどく曖昧だから 手を取りあっていける

連綿と紡いだ今を重ねて 辿り着けるように

二人だけが聴こえる 声と言葉で

どうでも良いことばかり 話していたい

背中を押すような 風が二人を追い越していく

足跡だけが残っている

ねえ 向こうはどんなところなのかな

水を手で掬い こぼさないように

指の隙間をきつく締めていたけれど

溢れるほどにあなたがくれた 言葉が示す方へ

喉を潤して 息を整えて 私の番だね

二人だけが聴こえる 声と言葉で

どうでも良くないことも 優しく伝えて

時間が思い出を 削りさらっていくけれど

頭を撫でてくれたこと

ねえ いつまでも忘れずにいるよ

水平線にかかる 雲間から 降り注ぐ陽の光

いつかこの身も泡になり消えていく

それでも歩みは止めず 息を続けて

二人だけが聴こえる 声と言葉で

どうでも良いことばかり 話していたい

作られた壁さえ 波は削り取っていくだろう

薫りたつ風は柔らかく

ねえ 怖いけど私たちなら

  • 作詞者

    Umezawa Takumi

  • 作曲者

    Umezawa Takumi

  • レコーディングエンジニア

    Otaki Shun

  • ミキシングエンジニア

    Otaki Shun

  • マスタリングエンジニア

    Otaki Shun

  • ギター

    Umezawa Takumi, Matsuda Hiroki

  • ベースギター

    Schpra

  • ドラム

    Chikada Sousuke

  • ボーカル

    Umezawa Takumi

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バンドZOU NO TABIによる1stEP。

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