歌詞

真っ新なカバンに想い出を詰め込んで

通い慣れた街を後に

蜃気楼が見えるあの踏切の向こう

穏やかなまなざしむけて

瞬く間に日々は過ぎていく

あの日咲いた想いを胸に

二人を乗せた帆船が風に任せ進んでいく

雨嵐の夜も君がそばにいれば

悲しみは嘘みたいに心はすっと晴れ渡るや

地平線の向こう　力いっぱいに漕ぎ出して

履き古したスニーカー

足を通すたび思うそれは共に歩んだ轍

目が回るほど忙しい日々でも

いつもありのまま着飾らないで

進め歩幅を合わせて　行く先はわからずとも

どんより空の朝に君が笑うのなら

喜びは渦のように二人をそっと包み込むや

両手に余るほどの祝福を浴びて

追い風が吹けば

大きな帆を広げ

波の音に耳を傾けて

君と過ごす毎日がこんなに素晴らしいなんて

曖昧な言葉でごまかしてたけど

二人を乗せた帆船が風に任せ進んでいく

雨嵐の夜も君がそばにいれば

当たり前の日々を 大事に繋いでいこう

まだ見ぬ街へ飛び込もう