Lyric

加古川にひっそり住んでいる

ジョン・レノンを君は知っているか

僕が彼に初めて違ったのは

去年の今頃の話

バイト初日のレコード屋

時代遅れのメガネをかけて

穴のあいたジーンズと

ラブ&ピースのワッペン付きの

シャツを着こなし

彼はレコードを売っていた

僕等はすぐにうちとけた

ビートルズの話でもりあがった

きっとどこか似てたんだろう

気の弱いトコとか似てたんだろう

君も見ればすぐに分かるさ

あんないかした奴は他にはいないぜ

最高イェー

加古川に今も住んでいる

ジョン・レノンを君は知っているか

細かいことで悩むたちで

胃腸の調子がいっつも悪いぜ

僕が将来のこととかで

けっこう悩んでいた時

彼は僕を加古川にある湖まで

車で連れて行ってくれたんだ

そこで彼はギターを引っぱり出し

短くなったタバコをくわえ

細かいフレーズ弾き始めた

煙に顔をしかめながら

緑は青く空は高く

湖に響くギターの音

ひどく落ちこんでいた僕の

唇から歌がもれだす

最高イェー

加古川に親と住んでいる

ジョン・レノンを君は知っているか

僕が彼に教わったのは

人生の厳しさと

歌うことの喜び

そのメガネの奥の瞳にどうしようもない激しさを

持っている人　最高イェー

加古川をとても愛している

ジョン・レノンを君は知っているか

今日もギターを弾いてくれ

そして僕に教えてくれ

本当の優しさを