深更のジャケット写真

歌詞

深更

敷嶋てとら

錆びつく六畳間で

伸ばす手は虚空を掻いた

生ぬるい頭のなか

答えが無限にループする

巻き戻している

夜の輪郭を照らした

手元の画面にらんで

酩酊の午前3時

今日は明日に飛び越えて

ああ 開け放した

窓の向こう

凍る街が

深く沈んでいく

ああ 透き通っていく

この部屋を

青く満たしている

夜を溶かしていく

錆びつく六畳間で

伸ばす手は空を掴んだ

流し込む鉛の味

頭の中は鈍(なま)っている

空虚をクロール

明滅繰り返してる

蛍光管に眩暈して

曖昧の午前3時

明日は来ないと信じたって

ああ 繰り返してる

凍った風と

君の言葉が

脳を冷やしてって

ああ 響いている

放った空き缶が

弧を描いて

夜が溶けていく

黙る歩道で浅く呼吸して

眠る信号と浮遊の感覚

逸る心臓で歩幅隠して

揺れる現実に私は、

ああ 開け放した

ドアの向こう

凍る街に

私は立っている

ああ 透き通っていく

11月を

淡く満たしている

夜を溶かしていく

  • 作詞

    敷嶋てとら

  • 作曲

    アキモトユウスケ

深更のジャケット写真

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    深更

    敷嶋てとら

Vtuber 敷嶋てとら初のオリジナル楽曲。
リアルとバーチャルを股にかけ、デザイン・モデリングからすべてをセルフプロデュースで幅広く活動する彼女が、今回は自身で作詞も担当。ディストピア在住の名にふさわしいハードでロックな楽曲に仕上がっている。

アーティスト情報

YOTTA Factory Inc.

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