嵐の中で消えた恋のジャケット写真

歌詞

嵐の中で消えた恋

まさはむ

午後からの半休

窓を叩く雨音

灰色の空の下

少し 早い帰り道

台風が近づく街で

君に会えるなんて

そんな偶然を

運命だと感じた

人で溢れた駅のホーム

濡れた傘が並ぶ夕暮れ

電光掲示板の文字は赤く

次々と遅延を告げていた

ふと振り向けばそこに君

見慣れた横顔 揺れる髪

会社では挨拶くらいしか

交わせないままの恋だった

スピーカーから響く声

「台風の影響により

架線が切断されました

復旧の見込みは未定です」

ため息がホームに溢れる

勇気を出して君に言った

「一緒にタクシーで帰らない?」

「同じ方向だったよね」

驚いた顔で微笑んで

「え? いいんですか?」

その一言だけで

世界が少し晴れた気がした

嵐の空の下で

だけどその時

君のスマホが鳴った

優しい声で短く返事をして

少し困ったように笑う

「ごめんなさい

迎えが来るみたいで…」

言葉の続きを聞く前に

胸の奥で何かが沈んだ

駅前には長いタクシー待ちの列

雨に煙るテールランプ

冷たい風が頬を打つ

君はロータリーへ向かい

赤いスポーツカーのドアが開く

運転席の男と目が合った

その笑顔だけで

全部わかってしまった

僕は並んだ

終わりの見えない列に

君は誰かの隣で

雨の街へ消えていった

もしあの日

台風なんて来なければ

もしあの日

少し早く想いを伝えていたら

そんな「もしも」を抱えたまま

ワイパー越しに滲む街を

一人眺めていた

運休になった電車は

やがて動き出すだろう

けれど君へ続く路線だけは

もう二度と

復旧しないまま

嵐の中へ消えていった──。

  • 作詞者

    まさはむ

  • 作曲者

    まさはむ

  • プロデューサー

    まさはむ

  • グラフィックデザイン

    まさはむ

  • シンセサイザー

    まさはむ

  • ソングライター

    まさはむ

  • プログラミング

    まさはむ

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    まさはむ

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    嵐の中で消えた恋 (Instrumental)

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