浅い夜に薄く開いた目で
乾いた息漏らしながら
いつか死ぬと軽く呟いたら
泥の沼へ落ちていくまま
赤も青も白も黒でさえも
今となれば透明に見える
見えるものと見ているものの差は
内側と外側の段差
いま空を蹴って
また海に乗って
地球を転がして
時間を跨いでいく
頭の中強く吹き付ける風
胸の中は落ち着いた波
腹の中で消えてしまう炎
脚の中で育まれる土
いま星を砕いて
空の切れ目を裂いて
太陽をずらして
夢見心地の再現
- 作詞
田中登真
- 作曲
田中登真
蓋世響和國 の“夢見心地”を
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