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歌詞

エレクトラ・コンプレックス

PC作業用アニソン風楽曲

[Verse1]

瓦礫の海に 差すその影は

In ruins I drowned, till your shadow appeared

絶望を裂いて 私を選んだ

Tore through despair, and made me yours

燃え落ちた空に 誓ったあの日

I swore beneath that burning sky

この命、すべて あなたの剣に

My life, my soul—your blade to wield

[PreChorus]

あの娘の声に 笑うあなたが

You smile at her voice, not mine

痛いほど 遠くて

So close, yet far like broken time

胸を刺すのは 名もないこの棘

This nameless thorn, it stabs my heart

[Chorus]

なぜ 私では だめなの?

Why can’t it be me—just once?

兵士の祈りは 届かないの?

Do prayers from your soldier mean none?

十三年の献身より

Thirteen years I gave, obeyed

血の絆(きずな)が 強いなら

If blood outshines what I became

崩れた神を どう信じればいい?

How do I trust a god who fell from grace?

[Verse2]

無垢な微笑み 鏡のように

Her smile, a mirror I can’t bear

私の闇を 照らして笑う

It lights my shame, and leaves me bare

許されない想いを抱いて

I hold a love I can’t confess

醜い心 抱きしめている

This twisted heart I still possess

[Bridge]

あなたを撃つ手に 宿る想い

The hand I raise holds love, not hate

亡霊の叫びが 胸を焦がす

The ghosts I carry burn my fate

「私の神様を 返してよ」

Give me back the god I knew

崩れゆく夢に 火をつけた

My dreams collapse in flames for you

[Chorus]

なぜ 私では だめなの?

Why can’t I be the one you need?

あの娘(こ)にあるもの 私にはないの?

What does she hold that I can’t be?

信じた未来 砕け散って

The future I trusted lies shattered, cold

涙の刃が 心に刺さる

Tears turn to blades I can't control

愛と信仰 壊してよ、全部

Destroy it all—my love, my faith, my whole

[Outro]

「娘のように」…その言葉だけで

“Like a daughter”—those words alone

私は 二度 壊された

Broke me twice, then left me stone

あなたの兵士にもなれず

Not your soldier, not your kin

ただの女が ここにひとり

Just a woman, nowhere to begin

  • 作詞者

    PC作業用アニソン風楽曲

  • 作曲者

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  • プロデューサー

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  • シンセサイザー

    PC作業用アニソン風楽曲

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    エレクトラ・コンプレックス

    PC作業用アニソン風楽曲

『エレクトラ・コンプレックス』は、
すべてを捧げてきた信仰が、
音を立てて崩れ落ちる瞬間を描いた、
破壊と再認識のエモーショナル・パワーバラードです。

「なぜ 私では だめなの?」

信じていた“彼”の中に、
かつての神性ではなく、
ただの“父”としての姿を見出したとき、
彼女の胸には名もなき棘が芽吹きます。

それはやがて、
愛と憎しみがせめぎ合う告発へと姿を変えていきます。

静かな祈りから始まり、
嫉妬、混乱、
そして「私は選ばれなかった」という痛切な叫びが重なっていきます。

そして最後、
“娘のように思っていた”という一言が、
彼女の存在理由をも否定する残酷な審判となり、
物語は、静かに終焉へと沈んでいきます。

絶対だった「正しさ」が崩れゆく中で、
それでも誰かを信じようとする彼女の軌跡を、
壮麗で劇的なサウンドスケープとともに描き出す一曲です。

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