社畜哀歌のジャケット写真

歌詞

独り飯

asobiba

朝の喧騒を背に歩く

街のざわめきに溶け込むように

ふと寄る立ち食い蕎麦の味も

どこかぼんやり、淡く沁みる

時間に追われる日々の中

冷めたスープもそれでいい

温かくはないけど、悪くもない

少しずつ慣れていくこのリズム

独りきりの昼を感じる

この味気ない静けさが

少し寂しく、でも落ち着いて

少しずつ慣れていくこのリズム

ひとりきりの昼を感じる

この味気ない静けさが

少し寂しく、でも落ち着いて

見上げた空は曇りのまま

それでも嫌いじゃない、この昼

(はぁ…)

カバンに入れた昨日のパン

ファストフードの袋をそっと開く

食べることが義務みたいに

だけど、どこか心地よさもある

曇った窓に映る顔

憧れの食卓はまだ遠く

それでも、この瞬間にいる自分

無理に満たさずにいられるのも悪くない

淡い孤独が漂う昼

心に何かがたまっていく

悲しいわけじゃないけれど

なぜか満たされないままの

この曖昧な静けさが好き

週末の温かな日の光

誰かと笑う声が響くけど

それは遠い夢のように揺れて

今はひとり 昼をただ噛みしめる

ひとりきりの昼、淡く染まる

曇り空を見上げれば

寂しいような 安らぐような

矛盾だらけの味がする

それでもまた 淡い昼に包まれる

  • 作詞

    asobiba

  • 作曲

    asobiba

  • プロデューサー

    asobiba

  • ミキシングエンジニア

    asobiba

  • マスタリングエンジニア

    asobiba

  • グラフィックデザイン

    asobiba

  • ギター

    asobiba

社畜哀歌のジャケット写真

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満を持して発売されたファーストアルバム「社畜哀歌」。
昭和歌謡、ロック、City Pop、ヘビーメタル、フォーク、バラードといった多彩な音楽ジャンルを融合させた、ごった煮的な内容。

ジャンルの垣根を越えて展開される珠玉の楽曲達の生きざまをご堪能下さい。

アーティスト情報

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