社畜哀歌のジャケット写真

歌詞

台風一過

asobiba

荒らしが過ぎ去った夜 静けさが戻る

風が頬をすり抜け 揺れる影が追うように

足音の隙間から 誰かが囁く気がして

月明かりに揺れるその輪郭は 形を持たないまま

風が冷たくて、少しだけ揺れる心

川の流れが静かに歌い出す

影はいつもそばにいて その視線が僕をかすめる

誰もいないこの夜に 胸の奥で何かがざわめく

影が草を踏む音 どこか遠くで聞こえる

足元をかすめる感触に 答えはなく

振り返るたび薄れていく 記憶のような気配

夜風はただ、言葉もなく 僕を包んで通り過ぎる

風が強まって、心が揺れる

川の音が静寂を裂くたび

影は形を変えながら 僕の背後に近づいてくる

誰かがいるはずなのに その姿は影に溶けて

月は雲に隠れ 静寂が深まる中

影はまだそこにいて 見えない笑みを浮かべる

風の音が消えた瞬間 足元に触れる感覚

ひとつの息が、僕を導く

風が止まって、影も消え去る

ただ月明かりが残す道

足元にわずかな気配が残るまま 振り返る勇気は消えて

この夜の闇に染まるように 心もただ漂う

遠くで何かが揺れた 見慣れない輪郭がぼんやりと

ゆっくりとこちらに向かってくる 月明かりに浮かび上がるその影

  • 作詞

    asobiba

  • 作曲

    asobiba

  • プロデューサー

    asobiba

  • ミキシングエンジニア

    asobiba

  • マスタリングエンジニア

    asobiba

  • グラフィックデザイン

    asobiba

  • ギター

    asobiba

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満を持して発売されたファーストアルバム「社畜哀歌」。
昭和歌謡、ロック、City Pop、ヘビーメタル、フォーク、バラードといった多彩な音楽ジャンルを融合させた、ごった煮的な内容。

ジャンルの垣根を越えて展開される珠玉の楽曲達の生きざまをご堪能下さい。

アーティスト情報

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