曇る夜空に浮かぶ影
手を伸ばしても掴めない
未来の細い糸にしがみつく
その指先がふと震える
胸に宿る問いの欠片
風に溶けて まだ漂う
「ゆらめく光がどこかにある」と
ささやく声が聞こえるようで
満たされぬ心のすきまに
置き去りの夢が息をひそめる
「いつかは」と語りかけてみても
鏡の奥 笑わぬ自分がいる
流れる雲に問いをのせて
月の光にかすかに映る
「道があるなら歩き出せばいい」
遠い風が語るように
足元の小さな石を蹴り
返ってくる音に耳を澄ませる
今はまだ細くとも
その響きが続く限り
夜明け前の揺れる影に
ひとつ灯る淡い光
足跡が続くなら 歩いて行こう
誰も知らぬ 明日へ向かって
まだ届かぬ問いかけの先に
微かに感じる温もりがある
遠くとも まだ見ぬ空を見上げ
今日も小さなほを進める
- 作詞
asobiba
- 作曲
asobiba
- プロデューサー
asobiba
- ミキシングエンジニア
asobiba
- マスタリングエンジニア
asobiba
- グラフィックデザイン
asobiba
- ギター
asobiba
asobiba の“問いのかけら”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
世界は回る
asobiba
- 2
金欠
asobiba
- 3
あの広場で見た夢
asobiba
- 4
あの夜の話
asobiba
- 5
独り飯
asobiba
- 6
お役所仕事
asobiba
- 7
道端で見つけた小さな光
asobiba
- 8
台風一過
asobiba
- 9
ガチ恋界隈
asobiba
- 10
湯気は夜空に溶けて
asobiba
- 11
誰も来ない部屋で最後の灯が消える
asobiba
- 12
君が光る時
asobiba
- 13
眠れぬ夜
asobiba
- 14
夢読みの囁き
asobiba
- 15
闇夜のダンス
asobiba
- ⚫︎
問いのかけら
asobiba
- 17
闇夜のダンスpart2
asobiba
- 18
金欠part2
asobiba
- 19
お役所仕事part2
asobiba
- 20
少年の歌
asobiba
満を持して発売されたファーストアルバム「社畜哀歌」。
昭和歌謡、ロック、City Pop、ヘビーメタル、フォーク、バラードといった多彩な音楽ジャンルを融合させた、ごった煮的な内容。
ジャンルの垣根を越えて展開される珠玉の楽曲達の生きざまをご堪能下さい。