Lyric

雨に濡らされる交差点　赤橙黄緑青藍紫　信号が変わる

無色透明無意味結ぶ　紫陽花の水面は反射する時を濡らして

秘密流転する沈みゆくタンザナイト　融解する安堵の最中

妙なリアリティを持つ君の言葉を聴いたから

誰かが好き？　満ち欠け繰り返していくソナタ

眠気が満ちて微睡んだら蝶の夢の中　透き通る君　気づけば居ないって

水に溶け泡になる　途方もない午後にて

朝くらくらくら通る窓辺刺す斜陽　カーテンから見下ろされるラピスラズリ

またここではないここではないここではないんだって　でもまた彷徨うの？

美しくあれる子供達がまだ攪拌するから　でも

ソーダ水に溶けた記憶　惨めだった僕

あの涙をティアラにして輝いてみたいな

アデニウムに照らされる空　思い出奏　それじゃまたおやすみ

世界中が君を恐れて　密話に仕立てあげられたんだね

Sleeping　leading　カードに隠された　ドレミファソラシド

琥珀色に輝く街 無意識だった僕

人の痛みを知って気づいてしまったんだ

二度と来ない時間を継ぎ接ぎドレスに仕立てて　酸素に浮かぶ

僕らはChill　満ち欠け繰り返す心の彼方

希望に満ちて微笑んだら蝶のように羽ばたける

透き通る世界にやっと気づけたね　途方もない世界にて

そして僕は春へ行く