白昼夢の証明のジャケット写真

歌詞

白昼夢の証明

narumina

無機質な街路樹の影が

アスファルトへ縫い付けた午後

ありふれた正解の群れが

僕の名前を奪っていく

排気ガスの向こう側

透明になれない理想像

愛だとか自由だとか

安売りされた看板の下

ねえ

君はまだ覚えているかい

終わらない夜を信じた日々

誰にも見つからない場所で

傷口だけを光らせていた

曖昧な境界線を越えて

白と黒の間に立って

答えじゃなく問いを抱いて

今日も息をしている

絡まった感情線

ほどけない運命線

見透かしたような月明かり

曇天の向こう側

鳴り止まぬ警鐘が

鼓膜の奥を叩く

嗚呼

白昼夢の証明を

僕らまだ探している

壊れそうな希望さえ

抱きしめたまま

不完全な愛情も

報われない衝動も

全部連れて行くんだろう

この夜明けの向こうへ

神様のいない交差点

赤信号だけが正しかった

誰かの幸福論なんて

僕には少し眩しすぎた

摩天楼の隙間から

零れ落ちる群青色

悲しみの定義なんて

時代ごとに変わるくせに

ねえ

僕ら何を失えば

大人になれるというんだろう

何を許せば

救われるというんだろう

愛情

憎悪

羨望

焦燥

全部まとめて抱えながら

明日へ歩くしかないだろう

間違いだらけの人生を

誇れるほど強くないけど

正しさだけの世界には

居場所なんてなかった

消えたい夜も

泣きたい朝も

笑えない日々も

全部

全部

ここにある

白昼夢の証明を

僕らまだ探している

名前のない感情が

胸を焦がしても

不格好な願いでも

届かない未来でも

何度だって歌うんだ

壊れそうな世界へ

白昼夢の証明を

僕らまだ探している

終わらない孤独さえ

愛せるその日まで

歓声も静寂も

絶望も祝福も

全部連れて行くんだろう

この夜明けの向こうへ

朝焼けが滲んでいく

誰もいないホームの上

昨日と今日の境界で

僕らはまた

夢を見る

  • 作詞者

    narumina

  • 作曲者

    narumina

  • レコーディングエンジニア

    narumina

  • ボーカル

    narumina

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