水瓶のジャケット写真

歌詞

水瓶

瀬乃一郎

ぽつり 水瓶の底

雫が響いた

絶えず注がれる雨

零さず 蓄え

ナミダマザルアメガタマルカメ

ふれられない予感を見紛い 絆され

行き場のない熱りが 雨後の瓶に封をする

垂れた籤を手繰れば 浄土か奈落か

膨れつづけ潰えた期待だけを 食み生きる

泥にまみれ藻掻いて蓮荷を沈めた

抗えない因果が望まぬ実を結んでいく

垂れた籤の先では攣った笑みが待つ

胸の奥で凝った母の血を 雨が刺した

外す気のない枷には 鍵なんて要らない

伸べられた腕よりも まなざしで愛を量る

あられもない願いが 一筋の光

一粒も逃さずに 溢れるほどに 注いで

  • 作詞者

    瀬乃一郎

  • 作曲者

    瀬乃一郎

  • プロデューサー

    瀬乃一郎

  • プログラミング

    瀬乃一郎

水瓶のジャケット写真

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