壱岐、風の中に眠る音。「IKI BLUE」Silent Landscapesのジャケット写真

歌詞

辰ノ島・コバルトブルー

Anna250R

透明な光が 海に落ちる

エメラルドの艶をまといながら

白い砂浜が そっと広がる

ただひとりの 足音だけが 消えていく

辰ノ島の海は 移ろうことなく

世界の響きを いまも刻んでいる

奇岩の影が まぶしさを受けとめ

風の向こうに 時をそっと預ける

砕ける波のしぶきが

ゆるやかに 命の言葉を運ぶ

光が 砂に照らされて

夢のかたちを 見せる

そして 舟がくぐる 狭い道

いまは 静かに つながる

人々の声も 目覚めずに

海が ひとつの詩(うた)を うたう

その距離で 君の心が ほどけて

すべての故郷が 海へ還る

けれど この舟の上で

私は また 光の中へ 戻る

水のヴェールが ひらき

時のかわりめに 光が生まれる

辰ノ島の海の中に

すべてが ひそやかに 溶けあう

白い砂を 踏むたびに

朝の兆しが 顔をあらわす

ひとつの器の中で

静けさが 大きく 広がっていく

そして 風船のように 光が上がる

海へ 空へ そして 心の中へ

この場所で 私はひとり 気づく

すべての命は いま ここにある

  • 作詞者

    Anna250R

  • 作曲者

    Anna250R

  • プロデューサー

    Anna250R

  • プログラミング

    Anna250R

壱岐、風の中に眠る音。「IKI BLUE」Silent Landscapesのジャケット写真

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―― 壱岐の光は、ただ“美しい”だけじゃない。
そこに生きた人々の祈り、海の記憶、時間の静けさがある。

壱岐の海と風が語る“音の旅”。
夜明けから夜の祈りまで、15の音風景で描く “光の島” の物語です。

Ambient × Minimal × Cinematic の構成で、
1時間を通して「壱岐ブルー」の静謐な世界を巡ります。

アーティスト情報

Simple Records

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