絶唱のジャケット写真

歌詞

絶唱

徒然書簡

本当の記憶には

残らなくなる気がして

いつしか写真を撮らなくなったんだ

あの風景もあの日のことも

曖昧だから美しいのに

何もかも残してしまえば

いつでも振り返れるし

重ねただけ満たされるけど

幸せの終着が

悲しみだってこと

気づくのが遅かった

誰かが零した

誰かへの想い

その優しい棘は届かない

(気づかないかな ずっと)

絶え間ない春夏秋冬の

言葉暮らし 未だ矛盾

後悔の正体は

まだ逸らしたままの目

"未来、現在、過去は

同時に存在していて

過ぎるものじゃなく

いつでも気持ちを

伝えることができる"と思うと

心が軽くなったんだ

もう会えないとしても

あの時一緒に濡れた雨の音

意味を持ち続けるから

生きるってことはきっと

忘れてしまう事に想い馳せること

誰かが零した

残らない過去は

届かない声はどこかで

(ただ鮮やかで ずっと)

まだ誰かを待ってる

異なる寂しさが映す

弧を描いた後悔は

正しくできなくても

淋しいのは

好きになったから

好きになってくれたから

明かりのない部屋

灯る光にもまたできる

影を消してくれた

あなたが零した

静寂の中の音や言葉の

全部は多分

まだわからないけれど

まだわかれないけれど

それでも

ままならない色々も

ただただ痛い今も

話したいことも忘れてしまうけど

(いつか消えてしまうけど)

写真を撮るのが

好きだったあなたが

残し忘れたあなたをずっと覚えてる

  • 作詞者

    天笠 凪

  • 作曲者

    頌生

  • レコーディングエンジニア

    頌生

  • ミキシングエンジニア

    頌生

  • マスタリングエンジニア

    頌生

  • ギター

    徒然書簡

  • ベースギター

    徒然書簡

  • ドラム

    徒然書簡

  • キーボード

    徒然書簡

  • ボーカル

    徒然書簡

絶唱のジャケット写真

徒然書簡 の“絶唱”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    絶唱

    徒然書簡

アーティスト情報

"