Träumerei #02のジャケット写真

歌詞

僕にとっては灰の空が、

Yunoshin

臥して、泡も吐けない1畳分。

長い、長い陽は音も湛えていて。

窓。雲1つ無い、快い藍と、

煮える様な、昏い、昏い部屋。

座して、睡る陽を待つ17:00の鐘。

喚く声は、誰かの郷愁感。

今。明日が来る方の紫線を睨む、

今日は、糊付けされてしまったから。

堆い積み木の城、暈けて行く視界。

せめて天気雨だったなら、綺麗なのに。

全てが同じ色になる、

曇りの空が1番、綺麗だ。

その表情はよく、よく知っている。

僕を、独り、置いてきぼりにしないから。

組み立てた設計図が狂う、

割れるくらい、痛い頭の中、破裂した。

砂嵐は両の眼を覆う。

それでも雨は未だ、止んでくれやしないんだなあ。

よくハミングの響く街路沿い。

僕の声、振れないインジケータ。

これから、世界が明い方に振れ行くのと、

ただ、明滅して睡る街灯。

臥して、泡も吐けない1畳分。

長い、長い陽は音も湛えていて。

窓。雲1つ無い、快い藍と、

煮える様な、昏い部屋。

「全てに吸い込まれそうになる」。

夜遅く、空は、深さを増していく。

その表情はよく、よく知っている。

僕を、独り、置いてきぼりにしてくれない。

全てが同じ色になる、

曇りの空が1番、綺麗だ。

その表情はよく、よく知っている。

僕を、独り、置いてきぼりにしないから。

組み上げた完成図が狂う、

割れるくらい、痛い頭の中、破裂した。

砂嵐は両耳を覆う。

それでも雨は未だ、止んでくれやしないんだなあ。

よくハミングの響く街路沿い。

僕の声、振れないインジケータ。

これから、世界が明い方に振れ行くのと、

ただ、明滅して睡る街灯。

  • 作詞

    Yunoshin

  • 作曲

    Yunoshin

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