臥して、泡も吐けない1畳分。
長い、長い陽は音も湛えていて。
窓。雲1つ無い、快い藍と、
煮える様な、昏い、昏い部屋。
座して、睡る陽を待つ17:00の鐘。
喚く声は、誰かの郷愁感。
今。明日が来る方の紫線を睨む、
今日は、糊付けされてしまったから。
堆い積み木の城、暈けて行く視界。
せめて天気雨だったなら、綺麗なのに。
全てが同じ色になる、
曇りの空が1番、綺麗だ。
その表情はよく、よく知っている。
僕を、独り、置いてきぼりにしないから。
組み立てた設計図が狂う、
割れるくらい、痛い頭の中、破裂した。
砂嵐は両の眼を覆う。
それでも雨は未だ、止んでくれやしないんだなあ。
よくハミングの響く街路沿い。
僕の声、振れないインジケータ。
これから、世界が明い方に振れ行くのと、
ただ、明滅して睡る街灯。
臥して、泡も吐けない1畳分。
長い、長い陽は音も湛えていて。
窓。雲1つ無い、快い藍と、
煮える様な、昏い部屋。
「全てに吸い込まれそうになる」。
夜遅く、空は、深さを増していく。
その表情はよく、よく知っている。
僕を、独り、置いてきぼりにしてくれない。
全てが同じ色になる、
曇りの空が1番、綺麗だ。
その表情はよく、よく知っている。
僕を、独り、置いてきぼりにしないから。
組み上げた完成図が狂う、
割れるくらい、痛い頭の中、破裂した。
砂嵐は両耳を覆う。
それでも雨は未だ、止んでくれやしないんだなあ。
よくハミングの響く街路沿い。
僕の声、振れないインジケータ。
これから、世界が明い方に振れ行くのと、
ただ、明滅して睡る街灯。
- 作詞
Yunoshin
- 作曲
Yunoshin
Yunoshin の“僕にとっては灰の空が、”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Introduction #02
Yunoshin
- ⚫︎
僕にとっては灰の空が、
Yunoshin
- 3
両の瞼から、
Yunoshin
- 4
僕の死んだUFO、あとは退屈な音楽
Yunoshin
- 5
Outroduction #02
Yunoshin