Träumerei #02のジャケット写真

歌詞

両の瞼から、

Yunoshin

展延した音楽、譜面の上では、

平然と心音を無視している。

偶然の射倖は、部屋をもっと遮光する。

「両の瞼は閉め切ったまま」。

揺られ、靡く。窓の外は木漏れ日。

降られ、浴びる。籠の中は夕立。

無価値に、ぐらり、赤茶けた紫陽花。

咒いの代わりに、服む色彩。

多分、こんな感じなのかな、って、

誰かさんとの遣取の仕方が解けてきた。

磨り硝子で隔てて、揺らめく。

目が醒めて、夜はコマ送りに。

今、僕の両の瞼から、

世界はどんな風に見える?

鮮やか?それとも白黒で、

世界が、敵に見えるかな。

思い出せなくなるくらいにさ、

記憶領域の奥の奥に押し込む。

四角い、枠組みで切り取って、

脳に、損傷喰らうくらい、

灼き付けていなよ。

こうなって欲しい、在って欲しいのは、

いつだって押し入れからの景色なんだ。

色の付いた眼鏡でさ、嘘ばかりを視ていたんだ。

理論立てて描いては、「でもやっぱり」で空回り。

春、気色ばんだ世界、と期待。

未来を睨む様に、羨んでいた。

発条仕掛けからカラカラと音がしていた。

停滞。憧憬、半透明な純朴から。

今、僕の両の瞼から、

世界はどんな風に見える?

鮮やか?それとも白黒で、

世界が、僕の敵に見えるかな。

思い出せなくなるくらいにさ、

記憶領域の奥に押し込むみたいに。

四角い、窓枠で切り取って、

脳に損傷喰らうくらい、

灼き付けていなよ。

こうなって欲しい、在って欲しいのは、

いつだって押し入れからの景色なんだ。

色の付いた眼鏡でさ、嘘ばかりを視ていたんだ。

理論立てて描いては、「でもやっぱり」で空回り。

春、気色ばんだ世界、と期待。

未来を睨む様に、羨んでいた。

発条仕掛けからカラカラと音がしていた。

停滞。憧憬、半透明な純朴から。

  • 作詞

    Yunoshin

  • 作曲

    Yunoshin

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