歌詞

霧の港の別れ

キリにきえた　アカリのむこう

キミのカゲが　ユレていた

ナミにぬれた　イシダタミに

まだのこる　アシオトのユメ

ヨビかけても　カゼがさらう

コトバさえも　シロくにじむ

ミナトのカゼに　キミをさがす

トキのキシベで　ナミダをかくす

I still remember the night you smiled

キリのナカで　キエたヤクソク

ツメタイツキが　ナミマにしずむ

テガミひとつ　ニギりしめて

モドれぬコイを　ダキしめたまま

アサをまつ　トウダイのシタで

シオのカオリが　ムネをさす

「サヨナラ」は　いえなかった

ミナトのカゼに　コエをのせて

トオいソラへと　イノリをはなつ

Your name still echoes through the night

キリのハテで　ユメをみている

フネのキテキが　ココロをさく

「モシモ」をのこして　トキはながれる

Can you hear me through the fog tonight?

ナミダのウミで　キミをさがす

ミナトのカゼよ　キミにとどけ

このオモイを　ヨルにとかす

I still love you, under the fading light

キリがハれたら　またアエるように

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霧に包まれた港で、言葉にならない想いが静かに溶けていく。
女性ボーカルが柔らかく紡ぐのは、別れの痛みと、心の奥に残る温もり。
ピアノとストリングスが重なり、まるで映画のラストシーンのような余韻を残す。

― 「さよなら」は霧に隠して、想いだけを風に乗せて。

Aomaboroshi（青幻）
Aomaboroshi（青幻）は、「幻想と現実のあわいに揺れる心」をテーマに活動する音楽プロジェクト。霧、雨、光、そして季節の記憶—— 日常の中にある儚い瞬間を、男女それぞれのボーカルを通して描く。繊細なメロディと詩的な言葉が紡ぐ物語は、まるでアニメのエンディングや映画のワンシーンのように、静かに心の奥に残る。演歌で培った情感と日本語の美しさをベースに、 J-POP、アニメバラード、シティポップの世界へ。 Aomaboroshiは、音楽で“人の記憶”を描くアートプロジェクトです。 ― 「音の幻が、あなたの記憶に届きますように。」
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