Maxi Single Collectionのジャケット写真

歌詞

アミシュ・ロマノヴァ

10.8℃の世界線

心を持たないロボットは ずっと何かを探していた

街を眺めても見つからない 記憶を探しても見つからない

心を持たないロボットが ずっと探していたものは

膝を抱えて俯いている 小さな少女の笑顔だった

「キミは一体どうすれば笑ってくれるんだろう?」

「ボクに心があればきっとそれが解かるはずなのに」

青痣だらけの女の子は ずっと何かに耐えていた

違和感を嫌う小さなその街で 彼女は石を投げられた

「心が無ければきっと きっと泣かなくて済むんだろうな」

「殴られない様に隠れたりしなくて済むんだろうな」

神様は叶えてくれた

奪う事で二人の願いを

焼け跡に横たわるキミは

かすれる声でこう言った

「ありがとう、ロボット君。いい事なんて一つも無かったけど

最後にキミと出逢えたのは 神様がくれた贈り物だったよ」

キミの笑顔を初めて見た

嬉しそうで、悲しそうで

プログラムはこれで終わるんだ

そう思っていたけれど

だけど

だけど

だけど

だけど

「神様、どうしてこんなにも世界は美しいのでしょうか?」

「神様、どうしてこんなにも世界は悲しいのでしょうか?」

「どうかあの娘がこの世界を、好きだったと言えますように」

「どうかあの娘がこの世界を、好きだったと言えますように」

  • 作詞

    Civa

  • 作曲

    Civa

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2014~2016年までに発売されたマキシシングル「チイサナコエ」「アザミノユメ」「君に、逢いに行く。」の三作品をコレクションにした作品。

アーティスト情報

SHELTER CHILDREN

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