

ひゅるり ひゅるり
夜を昇って 空が咲いたら黙る街
父の肩から 見た空を
今じゃ息子が 見上げてる
母が結んだ 赤い帯
ほどけぬように 歩いてる
好きと言えずに 飲んだ声
ラムネの玉より つかえてた
あの娘は誰かの 隣でも
花火は変わらず 馬鹿でかい
轟け 胸の奥まで
轟け 記憶の底へ
消えると知ってて 咲くんだろ
粋じゃねぇかよ 夏ってやつは
咲いて 散って また咲いて
人も花火も 忙しい
泣いて 笑って 歳を食い
それでも夜空を 見上げてる
あと何度 夏を見れる
誰も答えちゃ くれないが
鳴れよ 一発 生きてる音よ
腹の底まで 響きやがれ
じいちゃん座って 空を見て
「昔のほうが」と また笑う
ばあちゃんそっと 袖つまみ
何にも言わずに 笑ってる
会えなくなった あの人も
どこかで見てりゃ いいけどな
轟け 胸の奥まで
一瞬だから 残るんだろ
野暮な涙は 袖で拭け
咲けよ 咲け咲け 夜を裂け
腹の底から 天を衝け
昨日の涙も 明日の不安も
今夜は全部 照らしちまえ
あと何度 夏を見れる
数えることさえ 野暮だけど
今日の隣に いる人だけは
ちゃんと心に 焼きつけろ
花火が消えて 闇になりゃ
隣の顔が—— よく見える
轟け。……また来年。
- 作詞者
まーノリ
- 作曲者
Kanon.
- プロデューサー
Kanon.
- ボーカル
Kanon.

Kanon. の“一夜閃火”を
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- ⚫︎
一夜閃火
Kanon.
夏の夜空に咲く花火は、一瞬で消えてしまう。
だからこそ、その光は心に深く刻まれる。
子どもの頃に見上げた空。
家族と過ごした時間。
言えなかった想い。
そして、大切な人と過ごす「今」。
過去も未来も抱えながら、それでも夜空を見上げる人へ贈る一曲です。
「あと何度、この夏を見られるだろう。」
そんな問いに答えはありません。
だからこそ、今日という一日を、隣にいる人を、大切に。
夏の花火のように、あなたの心へ響きますように。
アーティスト情報
Kanon.
かのんは、“音霊”を届けるアーティスト。 日本の美しい情景、そして祈りの言葉を重ねて、作品を紡いでいる。 癒しではなく【 魂に届く振動 】としての音楽。 それは静かで、優しくて、でも確かな衝動。 伝えたいのは「自分の命に目覚める感覚」。 誰かの中に眠る“ほんとうの声”に、 魂の奥深くに届く音で構成。 そっと寄り添うための音。 現実世界で言葉にならなかった感情を、 祈りの波紋として音に託し、今ここに響かせる。 音が祈りとなり、誰かの心に届いたその瞬間、 “音霊”は完成する。
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