夏の終わり蝉の五月蠅い
鳴き声が寂しくなっていた
君の横を歩く私は
顔も見れずに俯いていた
アスファルトに落ちる木陰が、
この日々が、続けばいいのにな
なんて事を考えた
9月のある日の事
照りつける日差し 夏の匂い
指差した空は 波打ち揺れていた
いつしか君を探していた
夏がこのまま続けばいいのにな
君と過ごしたこの夏には二度と、
二度と、戻ることはできないのに…
いつまでも願ってしまうのは
この季節のせいだ
このうだるような暑さのせいだ
この青くて切なくて苦しくなる
綺麗な夏空のせいだ
上手く言えずに隠した想い
私の願い 届いて…
少しだけ汗ばむ木陰は
昨日より涼しくなっていた
だけど不意に君が隣で
見るだけで息が詰まりそうな
ぬるま湯を飲み干す
私は驚いて可笑しくなったんだ
笑ってまた暑くなる
9月のある日の事
吹き抜ける風 夏の匂い
指差した空は 寂しくて泣いていた
気づけば君を探していた
私まだ 隣にいたい
君とさよならしたくないよ…
言えたらどんなに楽だろうか
届いてよ…
駄目だよ笑顔でお別れしなきゃ
私なんて顔してんだろう
ふとした時気づく
儚く悲しくて
泣き出しそうな花 一つ
誰かによく似てる
神様どうかどうかどうか
弱虫な私の願いを叶えて
好きだ…って
言えなかったな…
夏がこのまま続けばいいのにな
好きだ 好きだ…!
淡い日差しを眺めてた
君と過ごしたあの夏には二度と、
二度と、戻ることはできないのに
いつまでも願ってしまうのは
この季節のせいだ
このうだるような暑さのせいだ
夏が終わる
君の、君のそばにいたい
胸が、胸が痛いのは
この涙のせいだ
この崩れそうな笑顔のせいだ
この青くて切なくて忘れられない
君と見た夏空のせいだ
夏が続けばいいのにな
君と過ごしたあの夏には二度と、
二度と、二度と、戻れない…
私の願い 少しでいい
神様どうか 叶えて…
- 作詞
鳩麦P
- 作曲
鳩麦P
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どうか夏が続きますように (feat. 初音ミク)
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