Lyric

奇抜で型破り

常識後回し

せり上がれ　ひとえに

踊り狂って　見得を切って

台本がない日々に

作るこの花道

響く拍子木が鳴り

派手にやれ

傾いて候

よーっポンと出てきて妙と化す

飲まず食わずじゃ歪む　表情が崩れる

呼吸に混ざるノイズの中踊る

日々を塗り変える稽古場

阿呆にできるのかこんな芸当が

照明のない舞台でも芝居

影と役者が繰り返す幕間の美学

声ならぬ言葉が

無になっていく

無くなっていく言霊

踊れ　歌え　今夜

道は光ってる

幕は開いてるじゃないか

奇抜で型破り

常識後回し

せり上がれ　ひとえに

踊り狂って　見得を切って

憧れなんて騙し

今宵の主役は誰？

響く三味線が鳴り

派手にやれ

傾いて候

無音の中で華麗に舞う

鳴かず飛ばずで奈落でじっと待つ

空席に轟かす見得とdance

蹌踉ける道化の後継を問うても稀有かな

過去にああでもこうでも問うて残ったら

芸になる

それが糧になる　それが生になる

夢中になる時間が酒に合う

軒並みな言葉が

蔓延ってる

弱まってる言霊

踊れ　歌え　今夜

客は待ってる

幕は上がってるじゃないか

奇抜で型破り

常識後回し

せり上がれ　ひとえに

踊り狂って　見得を切って

台本がない日々に

作るこの花道

響く拍子木が鳴り

派手にやれ

傾いて候

気がつきゃ飛び上がり

心踊るばかり

盛り上がれ　ひとえに

はしゃぎ回って　見得を切って

憧れなんて騙し

今宵の主役は誰？

響く三味線が鳴り

派手にやれ

傾いて候