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日々を生き抜く人の背中をそっと押す、6曲の物語。
2016年8月リリースの上北健ミニアルバム「TIDE」。所々に「夏」の要素を埋め込み、哀愁感に偏りすぎず、清涼感のあるサウンド要素を含んだ作品。
”TIDE”とは①潮、潮の干満、潮流、②世論などの風潮、傾向、形勢、③浮沈、増減、盛衰、④人に困難な時期を乗り切らせる、といった意味となる。今回のアルバムで表現したい部分は、日々の流れの中で落ちる時もあれば当然報われる瞬間もあるはずだと、従って苦難を乗り越える努力には間違いなく意味がある、その手助けになる言葉を収録している。そういった悩みや葛藤を抱えている人、世代に届くよう作られたミニアルバムとなる。「月が綺麗」はBS朝日の番組「テイバン・タイムズ」(毎週日曜日11:00〜11:54)の2016年7月クールにてEDテーマ曲。「GROWING POINT」はテレビ朝日系「じゅん散歩」の2016年8月クールEDテーマ曲。
1988年10月7日東京都生まれ。 2009年、自身歌唱のカバー音源を”KK”名義でインターネットサイト「ニコニコ動画」に公開。その後、ネットシーンで徐々に注目を集めながら、その間、自身のオリジナル楽曲制作に着手。 2014年2月には、北日本4箇所(青森・仙台・福島・水戸)でのフリーライブツアー『僕の地図に君がいた』を成功させる。9月には、多くのクリエイターからの楽曲提供を受け、同じく”KK”名義でのメジャーアルバム『心音(こころね)』を発表。 2015年9月、かねてより制作を進めていた楽曲をラインナップし、シンガーソングライター”上北 健”としてのデビューアルバム『SCOOP』を発表。収録曲である『DIARY』は、アニメーション制作チーム”南方研究所”とコラボレーションしたミュージックビデオが彩り支持を集めている。 2016年4月、東京・日本橋三井ホールにて開催したワンマンコンサート『僕と君が、前を向くための歌』は、発売初日に完売し話題を呼んだ。 楽曲に意思を宿すような熱量ある歌声と、文学的かつメッセージ性の強い歌詞は、変化や前進を望む若年層を中心に共感を集めている。 2016年8月に発表したミニアルバム『TIDE』では、楽曲と合わせたショートストーリーを執筆し、書籍化が行われた。 音楽以外の芸術作品とのコラボレーションも積極的に取り組んでおり、同アルバム収録の楽曲『ブルータウン』では、主演にイラストレーター・美術作家として活躍する大槻香奈氏を迎え、楽曲の世界観をもとに、実際に1枚の絵画を描く模様をミュージックビデオとして映像化した。 2017年4月開催のホールライブ『生きゆく街に海を見る』では、ダンサー・振付師の平原慎太郎氏が舞台に参加し、音楽とコンテンポラリーダンスとの融合、さらに自身のポエトリー・リーディングを交え、独特の世界を作り上げた。 2017年4月、2ndミニアルバム『LAYERED』及び書籍『LAYERED CONCEPT BOOK』を発表。9月には初のLIVE DVD『生きゆく街に海を見る』をリリース。
CORONOID RECORDS