

まだ少し暑さの残る
八月の終わりを告げる
「最後かもしれないから」と
真っ直ぐに僕の手を引く
空が青いのはどうして
僕のことを見透かすように
入道雲風に揺られて
向日葵の香りが舞った
それだけでいいよな
それだけでいいんだ
一人じゃないんだって気づいたんだ
夏の木漏れ日に耳を澄ました
雨上がりかかる虹を見てたんだ
また明日ねって手を振り合った
群青みたいな青春だった
もう戻れないけど巡る夏
線香花火に火をつける
夜の空 燻る足元
その髪を風になびかせ
綺麗だねって君は笑う
それだけでいいよな
それだけでいいんだ
君の笑顔には花が開いて
だけどその裏には棘があって
刺さらないように優しく触って
いつかの君が口笛で吹いた
あのメロディが僕は好きだった
耳を塞いでもまだ聞こえてる
秋の訪れが近づくような
涼しい風が僕を突き刺した
伝えたい言葉胸に押し込んだ
僕はそれだけでもよかったんだ
近くにいるだけでよかったんだ
もう戻れないから儚い青
一人じゃないんだって気づいたんだ
夏のほころびに耳を澄ました
雨上がりかかる月を見てたんだ
僕らは確かにそこにいたんだ
群青みたいな青春だった
ーーー最後の花火に火をつけた。
- Lyricist
Adenine
- Composer
Adenine
- Producer
Adenine
- Vocals
Hanakuma Chifuyu

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Adenine
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