砕いては巻いて ベロSlidin’
風をよけてく左の手
ひとしきりWalkin’ Just Burnin’
仏滅、夏の夜
さよならなんて言いたくもない
尋常ではない年月いまrealize
痩せきった首とアバラの数
病床の夕陽が物語る
握る手、強く敬礼
HoodのOG おれのおじい
ひとりんなってから弱ってった去年
おれとおんなじだね
ありがとうと言うしゅんさく
その手はまだはるかに小さい
ひとつ言葉ふりしぼるじいちゃん
その手は太い、けど血の気は薄い
明日また来る、と言って立ち上がり
この手をすり抜けてく
振り返った時 その視線、上の空
きっと気づいてた
砕いては巻いて ベロSlidin’
風をよけてく左の手
ひとしきりWalkin’ Just Burnin’
仏滅、夏の夜
ふと目を覚ました翌日
腕時計が6時をさす
いつのまに寝ていたかわからず
夕方かと思う初夏のsunrise
もう長くはないと連絡、一昨日の晩
その足でヘビーシック
LARIXで飲みきれないゴッドファーザー
排水溝から今ごろ海
二度寝で目覚めた昼過ぎ
亡くなったと弟からLINE
手を合わす天照
窓明けた心に風が吹く
最後の最後まで後継ぎの話
一家を愛したあの魂
強くうなづけた昨日に同じ
今日も歌うこの街
Rest in paradise
20240617
砕いては巻いて ベロSlidin’
風をよけてく左の手
ひとしきりWalkin’ Just Burnin’
仏滅、夏の夜
- Lyricist
Elizabeth-G
- Composer
KSword
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Summer night in Buddha's death
Elizabeth-G