歌詞

醜さを隠し

自分を騙しては

清い白の翼広げた

同じだから許された。

これが私なんだ

私なんだって

汚れた掌で千切ってそれを嘲笑う

これが私なんだ

私じゃないみたいでしょう？

微睡んでく繭の中で二度と目覚めぬように。

安息を見つけた

静寂の理に

疼く傷が私を包む

「薄汚い」と慰めた。

これが私なんだ

私なんだって

皮肉を煽り堕天をなぞり皆を欺く

これが私なんだ

私じゃないみたいでしょう？

腐り落ちた縁を束ね罪という名を知る。

息苦しくなって

逃げ惑い続けて

背負い疲れた時泣き出す

「私だけ違うのだ」と。

これが私なんだ

私なんだって

誰の手にも縋れないまま朽ちる日を夢見て

これが私なんだ

私じゃないみたいでしょう？

形を残して消えていく罰ならば善かった。