歌詞

鏡よ鏡 腫れた瞼 映してくれるな

お別れなんて いちいち心を砕いていたら持たない

鏡よ鏡 といた髪の毛 輝かせてよ

寝不足なんて ありふれたことで曇ってらんない

ずっとずっとずっとなんて思ってなかった

いつかいつかいつか訪れるだろうと

平気な顔して夢中になれなかった

落ちかけたイヤリング

穴を開ける勇気なんてないのに

どうして望んでしまう

滑り落ちるまま 目を閉じて

飛び込んだ闇がやけに馴染む

あなたの中に 同じ心がある気がしてた

無闇矢鱈と重ねてただけで ひとりよがりよね

きっときっときっと熟れたところで

いつもいつもいつも同じ私なのよ

物語は引いては寄せる波でしょう

歪ませた歌声は

些細な本音隠すための

拙い恥しのぎ

晒すこと恐れては目を閉じて

投げ捨てた過去がやけに恋しい

鏡よ鏡 あの日のふたり 蘇らせてよ

お別れなんて 吐き捨てられるほど強くないの

冷めた脇役演じ

心を保った後に浮かぶ

あなたの笑顔

裏側を知る術も失ない

泣きじゃくる私は愚か者

落ちかけたイヤリング

穴を開ける勇気なんてないのに

どうして望んでしまった

滑り落ちるまま 目を開けて

飛び込んだ闇に溶けてゆく