歌詞

毎日が繰り返しの１日

くだらない現実に狼狽える日々

立てなくなるまで親父に殴られ

苦しくて逃げ出し、1人で泣くだけ

反面教師クソな先生

親としては間違いなく0点

高校じゃ学ぶことは何もなかった

置きっぱなしにするカバンさえも無くした

鏡に映るのはいつもの死んだ目

得意な科目は皮肉と言い訳

嫌な事ばかりの日々の中で

音楽だけが俺を救ってくれてた

公園で寝泊まりする事もあった

カップ麺食べて飢えを凌ぎながら生きてた

友達と毎日ラップを聴いて

ひたすらに夢を描いてた

ライブ会場はいつも自販機の前

リリックに込めた期待と夢

街の暗い路地裏で見た

憧れた未来は消えていった

今じゃ語り合った仲間はもういない

終わらせて楽になるならそうしたい

でも音楽に出会えた意味

それ知るため孤独でも生きる日々

この曲にメッセージなんてない

けど、誰かの心に残れば良い

ここには俺がいて君がいて

今だってこの曲で繋がってる

世界の片隅で歌い続けてた

誰にもこの声は届いてなかった

いつも自分と戦った

音楽知って全てが変わった

何度も躓き転んできた

膝を付いて這いながら進んできた

ついた膝で出来てた足跡

まだ夢見てる理想の明日を

過去の俺に託された願い

この手からこぼれ落ちた未来

ひとつずつ拾い集めていきたい

苦しいからこそ笑って生きたい

仕事帰り家に着くと

飼ってた犬がどこにもいない

割れた窓ガラス、破壊の跡

精神病の叔父さんが暴れて脱走

犬はそいつに殺され横たわり

ゴミみたいに捨てられ動かない

嬉しそうに足元でじゃれてたあいつが

苦しそうな表情のまま固まっていた

親父より殺したい相手が

出来るなんて思わなかった

けど、そいつも薬の副作用で

病院に運ばれてすぐに死んだ

その後、母さんは家から出て行って

数年後に病気で亡くなった

俺はといえば家を追い出され

愛を誓った女性(ひと)には裏切られ

あとは自分が死ぬだけみたいな

そんな状況でも毎日生きていた

暗闇の中でも絶望の淵でも

音楽だけは鳴り響いていた

目の前のピアノに手を置いてみたら

ムカつくほど音を奏でてた

出来た曲は聴けたもんじゃないが

今でも俺の大切な一曲だ

器用になんて生きれやしない

から不器用なままで笑ってた

好きな事さえバカにされた

何度も呟いたまだやれるさ

奥さん、子供、仲間、家族

ここには1人もいやしないけど

でも音楽に出会えた意味

を知るため語る追憶の日々

今じゃこんな俺も難病に侵され

薬なしの生活が出来ない毎日

あと何年？あと何ヶ月？この身体でいつまで頑張れる？

何度も死のうと考えた

あの日の経験が俺を変えた

産まれて良かったと今は言える

この人生を誇りに思う

この曲にメッセージなんてない

けど、誰かの心に残れば良い

ここには俺がいて君がいて

今だってこの曲で繋がってる

世界の片隅で歌い続けてた

誰にもこの声は届いてなかった

いつも自分と戦った

音楽知って全てが変わった

何度も躓き転んできた

膝を付いて這いながら進んできた

ついた膝で出来てた足跡

まだ夢見てる理想の明日を

過去の俺に託された願い

この手からこぼれ落ちた未来

ひとつずつ拾い集めていきたい

苦しいからこそ笑って生きたい