Lyric

少し霞んだ世界に

微かに瞬く星たち

いつかこんな空を

誰かと見たっけ

桜舞う春のあの日も

咲いて散る夏の花火も

風が吹いては季節を奪っていく

君の事思い出して

面影を探し続けて

重ねてる現在と過去

空は青くそして遠く

何か終わってしまうと

始まることを恐れているんだ

変わらないでと

そっと想い馳せて

風が奪った世界は

新しい季節になって

また風がここへ

運んでくれるよ

金木犀の香りも

カラカラになった落ち葉も

君がどこからか連れてきたんだ

溶けていく白い雪と

芽吹いてく青い木々たち

胸を焦がすあの時だって

君はいつも変わらなくって

淡く脆くて儚い

変わっていくものばかり

追いかけて

気づけないまま

ずっと時は過ぎる

何もかもが移ろいで

そこに残ったものは何があった？

変わらない風が吹いて

僕を動かす

君はいつも変わらずに

そばに居て僕の事想ってた

風が吹いてはきっと

また思い出すから