歌詞
螺旋の果て
伊礼 亮 / rairu, GIRIS
愛に溺れたままの春は終わりを告げて
夕立に夏が追いついて
逃げ遅れた熱に隠れた秋ごと
塗り潰した冬には君がいない
雫を纏ったグラスに映る僕を拭った指の冷たさが
思い出させた体温に凭れて眠り落ちる
ただ滑り落ちるように迷い込んだあの季節の
眩しさで明日が見えないまま大人になったふりをした
代わり映えのない生活に居座ったままの余白が映し出す
あの日思い描いた風景と現状のコントラスト
相変わらずの今日に持て余す感情さえやがて寝静まる頃
手繰り寄せた愛の仕掛けの先には
色褪せた景色がただ待つだけ
春風にまた君を見て
朝曇が僕を飲んで
末枯れて彷徨う言葉達は
白息に溶けて消えた
ただ滑り落ちるように迷い込んだあの季節の
眩しさで明日が見えないまま大人になったふりをした
代わり映えのない生活に居座ったままの余白が映し出す
あの日思い描いた風景と現状のコントラスト
- 作詞
GIRIS
- 作曲
GIRIS
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螺旋の果て
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