砂とサンダルのジャケット写真

歌詞

夕立

知花タイ

宵の空 雨の帷

君の名が風に紛れ

濡れる石 音もなく

面影ひとつ残るはず

袖ふれて 言の葉消え

届かぬ手をただ見つめ

あの日君と並び立ち

傘の内 こころは遠い

夕立に咲きし恋

うたかたの夢のように

風鈴の音に似て

胸の奥やわらかに

行き交う人の波にまぎれ

呼ぶ声は水面に消え

ふと香る夏の名残

髪に宿る淡き日々

寄せては返す想い波

言えぬままに胸焦がす

君が横顔 仰ぎ見て

ただに涙 落ちるはず

夕立に咲きし恋

名も知らぬ花のように

ひとときの陽だまりを

今もなお抱きしめて

雨上がり 空を見れば

かすかなる光の糸

君といた夏の刻

こころ奥に息づくよ

夕立に咲きし恋

還らぬ日と知りながら

そっと胸に仕舞いつつ

またひとつ雨が降る

  • 作詞者

    知花タイ

  • 作曲者

    知花タイ

  • ミキシングエンジニア

    知花タイ

  • マスタリングエンジニア

    知花タイ

  • ボーカル

    知花タイ

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