砂とサンダルのジャケット写真

歌詞

ころがる (demo)

知花タイ

ころんだ石のように ぼくは風の奥で眠る

誰にも見えないまま 空の底をさまよってた

耳をすませば 雲がひとつ笑ってた

君の声が 水たまりから ぼくの名前を呼んでいた

涙は羽 落ちても浮かぶ

君が ここにいるから

ころころ転んで また起き上がる

それだけで 世界がきらめく

君がくれた やわらかな声が

胸の奥で 羽になって舞う

ぼくも君も まるくなくていい

ひびの中に 光がある

ぺたんこになった朝が ぼくの足元で丸くある

焼き直した夢のかけら 甘くて少し 苦かった

ポケットの中の星が いつか芽吹く花になる

転んだ日々のざらざらも 君がそっと撫でてくれた

無理しなくていい 立ち止まっても

ちゃんと 手をにぎるよ

ころころ転んで 涙こぼれても

それでも 笑える日がくる

君がくれた 透明な地図が

迷うぼくを 空へ導く

欠けたままで まるくなくていい

そのぶんだけ やさしくなれる

夜のすきまに 浮かぶソーダの泡

ひとつぶずつ こころにとける

つないだ手が 夢を結ぶ

だからもう こわがらなくていい

ころころ転がる この小さな星で

出会えたこと それが宝物

ぼくのとなりで 転んでもいいよ

何度でもね 起き上がれるから

ぼくも君も まるくなくていい

そのぶんだけ 愛せるから

  • 作詞者

    知花タイ

  • 作曲者

    知花タイ

  • ミキシングエンジニア

    知花タイ

  • マスタリングエンジニア

    知花タイ

  • ボーカル

    知花タイ

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