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歌詞

Hands -Finger play song-

早雲, Bontch Swinga

右手にペン

左手は固く握り

溢さないように離さぬ契り

義理も人情も今は机の隅っこ

意識は身体の中だけを行き来

右にも左にも逸れぬ導き

俺が俺を保つための儀式

息遣いに聞き耳立て

発芽

全て置いてきたはずが

開いた五本の指

何かを掴むため

親を遠ざけ

恋人を遠ざけ

三日坊主で終わるならそこまでと

感情を切り取り

ペンを踊らせる

弱さゆえの中指を下ろし

あえて身を置く孤独に呑まれず

「この指とまれ」

を押し殺せば

大丈夫

全ては繋がってた

Hands

全て置いてきたはず

犠牲は数知れず 歩いてる

Hands

全てはここにあるはず

握った手の中に閉じ込めたはず

Hands

両手に幼子の手を引く

どこからともなく聞こえる声

「欲深きはその身を滅ぼす」

知ってるよ

それでも掴みに行くのさ

右手に拡声器

開いた左手は

空を斬り彷徨う

上がるステージ

ブレーキは今は舞台の隅っこ

経験と初期衝動の押し問答

上にも下にも動けないまま

地下深き種の芽は出ないなら

余韻だけを耳に残し

引き際の美学

震える握り拳

始まりはゼロ

勝ち気な目と

走り書きのメモで

気取る一人立ち

クルーの旗を真ん中に立て

三十過ぎて何度目の正直?

いつしか恋人は妻になり

人の親になり

子守唄歌いだし

手離す覚悟がよぎった時

大丈夫

世界は広がってた

Hands

全て置いてきたはず

犠牲は数知れず 歩いてる

Hands

全てはここにあるはず

握った手の中に閉じ込めたはず

Hands

両手に幼子の手を引く

どこからともなく聞こえる声

「欲深きはその身を滅ぼす」

知ってるよ

それでも掴みに行くのさ

  • 作詞

    早雲

  • 作曲

    Bontch Swinga

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Reflection

早雲, Bontch Swinga

目に映るもの
耳にした音
肌に感じた熱
風に乗った匂い
熟考と内省
五体がプリズム
音と言葉と思想の乱反射
溢れ出た16曲

早雲 2nd Album『Reflection』
All Produced by BoNTCH SWiNGA

全曲セルフプロデュースによって世に放たれた1st Album『Say to See』が自身の核となる部分を凝縮した、いわゆる『根』や『幹』とするならば、
前作のイメージを踏襲しつつも、前作に無い鮮やかな色付けを施したBoNTCH SWiNGAのBeat、そしてその世界観を広げる言葉たちは、目一杯広がる『枝』やそれを彩る『花』や『実』

#3『袂別の刻』で語られた通り
「あの1stは集大成じゃなく布石」
本作もまた、新たな次の一手に向けた布石に過ぎない。

アーティスト情報

  • 早雲

    1988年元日、京の都の最東端にて生誕。 ZERO-Gravity・WE BUILT THIS CITY所属のMC兼トラックメイカー。 2007年頃からそのキャリアをスタート。 当初より定評のある高いライミングスキルに加え、京都アンダーグラウンドの流儀を肌で感じることで、養われた感性から紡ぎ出されるリリックは、他に埋もれずに異彩を放つ。 京都・滋賀を主な拠点としてライブを行う傍ら、滋賀県石山K's BARにて、WE BUILT THIS CITYの一員として『BEER』のオーガナイズに参加する。 また、Libra Recordsが主宰する『ULTIMATE MC BATTLE』においては、2012.2015.2019年の三度、京都予選を制し、京都代表として出場した本戦においても、二度のベスト4、2019年には準優勝と好成績を収めている。

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  • Bontch Swinga

    BeatMaker/Producer/MPC Player 京都老舗HipHopクルーKCYB(後のBONGBROS)オリジナルメンバーのMCとして活動開始、後期にはBeatMakerとして才能を開化し数々のストリートヒットを叩き出す。 その後、MC/歩歩と"ストロベリーパンティース"を結成しAKAI MPCの生叩きを軸としたライヴ活動で全国ツアー敢行や海外遠征等で数百本にわたるステージを叩き歩きライヴサウンドとしてのMPCの可能性を追求、この頃現場を主軸としスタジオでは得られないグルーヴ精製技術を培う。 同時期、KCYBのメンバーであり盟友のMC/YAMATOに音源のフルプロデュース依頼を受け、その作品制作を期にKotobuki Recordsを設立。一年間の制作期間を経て1st Full Album"ESPARANZA"をリリース、フィジカル音源は間もなく完売し、ブートのRemix版が出回る不滅の京都classicとなる。 滋賀を代表するリリシスト"山本びんた"との共作"俺に一票を投じろよ"を引っさげ参加したLive battleでは堂々優勝する等の実績を挙げ、次作EP"KEMURI ep Side B"ではflashsounds I-DeA氏をサウンドエンジニアとして迎え更にサウンドに磨きをかけ、関西若手最注目株のMC/Miracleとの共作1st EP"神風" 1st Full Album"The Lost World"2nd EP"Chamomile"では新しいサウンドへの挑戦姿勢と原点から変わらず拘る職人サウンドの融合を追求し現在も数々の作品を制作中 BoNTCH SWiNGA Works [PONEY Nice Single "勢い" feat.KOOPA] /Produced by BoNTCH SWiNGA 2020 matsuo pro [V.A."Evening call Compilation Album"] /All Produced by 早雲 & BoNTCH SWiNGA 2020 Kotobuki Records & W.B.T.C [P-NOM"HAPPY VERSE DAY"] /All Produced by BoNTCH SWiNGA 2020 Kotobuki Records. [早雲 full Album “Reflection”] [P-NOM EP ”GREEN FOREST] [RAXISS EP “ALL GENRE ME”] All Produced by BoNTCH SWiNGA 2021 Kotobuki Records Continue to next...

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    Bontch Swingaの他のリリース

Kotobuki Records.

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