Lyric

最低な悪役の仮面被って

退廃な夜も末を徘徊し合って

幽霊は僕の目を睨むように

吐いた息に孤独が混ざるように

＜演奏＞

夜空の鏡に照らされて

僕らの心は騒ぎ出した

どこから時間は狂ってしまったんだろうか

欠けたあなたを探してるうちに

思い違いなんかじゃないよ

世界は確かに動いていたもんって

僕らは語られないのか

たらればは終わらないよ

知ってりゃ想像しないでしょ

それくらいも分からないの

あれから幾千重ねた後悔の先で

いつまで死んだ子の歳を数えているのか

あなたが僕を忘れてしまわないように

世界にひとつ忘れ物隠してきたんだ

どれほどの希望も

この寂しさを邪魔はしないのに

仕方ないで済ませちゃうのか

星の鼓動は止まらないよ

たとえこの涙が止もうとも

笑い話にはさせないよ

この夜の街では夜郎自大

もう僕自体が月光みたい

お誂え向きなこの時代に

まだ足りないもの、分かるかい

ここではあなたは魔法使い

無言の世界の声を知りたい

歌葉の全部を話したい、話したい

意味を手放したくない

思い違いなんかじゃないよ

世界は確かに動いていたもんって

僕らは語られないのか

たらればは終わらないよ

知ってりゃ想像しないでしょ

それくらいは分かってよ

じゃないとさ透明なこの孤独は

見つかるまで報われないの

＜演奏＞