VirtuaROCK FEST. vol.1のジャケット写真

歌詞

藍を呑む

小宵

青ざめた瓶底に

ビー玉ひとつ落としたら

もう泡立たないはずの

甘さが匂い立って消えないままだ

甘いのは苦手だって

言ったのに君が差し出した

好意が飲み込めなくて

しかめっ面の僕を笑った

曇りひとつない

君の横顔にも似てた

晴れわたる空に

藍に落ちた影で穴が空いた

空洞の胸を

硝子玉で塞ぐから

うまく吐き出せなかった

さよならとラムネの匂いが

薄れないように

木陰に溜まる藍を

溢す前に君は飲み干して

曇り拭った

中身のない瓶を高く鳴らしては

吹き抜ける風も

もっと透明だったはずなのに

空洞の底に

指の痕が残ってる

夏草の陰にまた

藍の花が咲くのなら

さみしさは鳴って

硝子玉の青を砕く

名残も溶けるならまだ

さよならもきれいに言えない

僕でいい

  • 作詞

    小宵

  • 作曲

    マッチ

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8名のVtuberによる、ライブハウス音楽体験。
Vtuber初のライブハウスイベント「VirtuaROCK FEST vol.1」と連動したロックコンピレーション・アルバム。

アーティスト情報

VirtuaROCK FEST

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