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歌詞

東京4年目

汐音

安い決意、希望を込めた

切符握りしめ旅立った

持たせた不味い飯を片手に

夢の街への列車は進む

終点上野駅 交じり合う人の波

真っ直ぐ進めず立ち尽くす

背負ったギターが人にぶつかって

舌打ちされ十八歳の心、罅が入る

東京1年目

毎日が新しかった

これからこの街で何が起こっていくのだろう

下北沢を行きつけにして

地下の炭部屋、煙をあげる

母さんからの着信に

意地を張ってシカトした

迷いに迷った 新宿駅

今は迷う事が恥ずかしくて

誰が見るわけでもない己の人生を

見せびらかすように足音鳴らす

東京3年目

人混みがうざったくて

「流行りが嫌い」

いや違うか。

好きにならぬように意識した

東京4年目

あの頃の不安や感動が

今は何も感じない感じないんだ

大人になってゆく

素直な心に何かを纏って

世間の中で踊らされて

一体何がしたいんだろう

何になりたかったんだろう

  • 作詞

    汐音

  • 作曲

    汐音

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“「愛」というのは実は明確ではないのかもしれない”
シンガーソングライター「汐音」のインディーズ1stアルバム。
ストレートな歌声に乗せた彼の歌詞からは情景描写せざるを得ないだろう。
人の羞恥心を堂々と歌い上げ、寂しさや切なさを忘れさせる「妄想クリスマス」や、人気作「マタネとジャアネ」の浮遊感がクセになるであろう。
今作からリリースされた中の「ロンリーライフ」や「キミの声」では、独特な彼の世界観を感じさせてくれた。
3、4曲目と続く「今夜」「火の粉」の組み合わせには捻らない素直な気持ちが彼のムードに包まれながら楽しめるであろう。
バンドサウンドが基盤となる中、シンガーソングライターとしてギター1本で走り通した「東京4年目」は東京に染まっていく姿だけでなく、人の心理や行動、考え方など多くの視点で聴き取れる作品となった。
愛に答えは無くとも、このアルバムで十人十色な愛の形を導いてくれるだろう。

“貴方がくれた愛を僕なりに真っ直ぐに伝えていくよ”

全8曲+サービストラック付き
彼の戦いはここから始まる。

アーティスト情報

  • 汐音

    東京中心に活動中のシンガー「汐音」 偽りのない歌詞をストレートにぶつけてくる。 21歳という少し遅めのスタートで音楽ライフを歩んだ。 そこから3年経ち、 渋谷La.mama 100人ワンマンライブ達成 下北沢シャングリラ 300人ワンマンライブ達成予定 という形で少しずつではあるが2024年度、蕾が咲きつつある新生アーティストだ。

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