君のありふれた話も持ち帰り 柔くて渋味のあるあの果実のよう
仮にも結局は麗しい今に惹かれちゃったのかな冗談はその顔だけにしな
世を傾けちゃうような よそ行きの美貌の傍ちらつく器あまりに矮小で脆い
呼吸の如くごく普通で噛みごたえがない
つい貼り付けた笑みも剥がれてしまうよお代はどっち持ちかな?
君のありふれた話も持ち帰り指に巻き付くわ 妙味 濡鴉
踏み躙って毒素を抜き取る
絡むは君の要素を取り込んで
流れる赤色を拭った
罹患 肉になっていく
纏わり付くぬじるように愚痴を吐いてる君の顔言わずもがなの閨狂い
浅ましく番いを望む飛んで火に入る夏の虫
タメになりやしない話も潮時だ
グラスも濡れそぼつくらい退屈だ
浮き足立って眠気飛ばして海馬を洗い流すような感覚で灯り消して
君の大それた話も持ち帰り少し嗄れた声も艶やかだ
踏み躙って毒素を抜き取る
絡むは君の要素を取り込んで
擬きでもいいから早々飲み干したい
悲願 餌と化していく
耳障り良い言葉で癒して
風に染み付いた君の香りを
アテにした贅沢な食事を
美談 忘れて頂戴
- 作詞
ワブ
- 作曲
ワブ
ワブ の“winery”を
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